こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、単月で売上を上げて終わりではなく、毎月安定して売上を上げ続ける方法について書いていきます。
たしかに毎月毎月売上を出すために頑張るというのも大変そうだなぁ
単月でなく長期で売上が出せるか?という観点で見るのがポイントだよ
単月ではなく、長期で売上が出せるように
レンタルスペースを運営するには、家賃をはじめ光熱費など維持費がかかります。飲食店などに比べ維持費は格段に安いですが、それでも毎月の出費からは逃れられません。
維持費を取り返すのはもちろん、毎月利益を出すということが大事です。これは単月の話ではなく、毎月です。先月は利益が出たけど今月はダメそうだなはNGでで、毎月必ず利益を出すという目標で取り組んでいくべきです。
そのために必要なのが、定期利用のお客さんです。1回のみの単発利用ではなく、毎月必ず使ってくれるというお客さんをどれだけ集められるかで売上の安定性が変わってきます。
定期利用のお客さんがいかに大切か?そして定期利用が取りやすいレンタルスペースと取りづらいレンタルスペースについても書いていきます。
定期利用に比例して、売上が安定する
定期利用のお客さんをいかにして集められるか?これがレンタルスペースで安定した売り上げを上げ続けるための必須条件です。
定期利用とは、毎週何曜日の何時と決まった時間に必ず使ってくれるお客さんのことです。(毎週でなくても、隔週や毎月など頻度や時間帯、利用時間数には幅があります)
こういったお客さんが多いと運営もずいぶん楽です。売上30万円を目標とするレンタルスペースの場合、定期利用のお客さんで20万円上げられれば基本的に毎月20万円は確定です。
残り10万円分を単発利用のお客さんで埋めれば目標達成。目標金額の2/3が約束されているようなものなので、気持ち的にも余裕が生まれます。
逆にもし単発利用のお客さんばかりだったらどうなるでしょうか?今日は使ってもらえたかもしれませんが、1週間後、1か月後に使ってくれるとは限りません。
つまり今月は売上30万円を達成したけど、来月はまた0からのスタートです。鋼のメンタルの持ち主であれば問題なさそうですが、そうでなければ毎月毎月ちゃんと売上が出せるのかとヒヤヒヤもんです。
定期利用が取りやすいレンタルスペースとは?
レンタルスペースといっても、そのスペースのコンセプトによってお客さんの層も変わってきます。このお客さんの層によって、定期利用の取りやすさが変わってくるのです。
たとえばぼくのスペースはダンスができるレンタルスタジオです。ダンス教室の先生をターゲットとしていることもあり、7割が定期利用者です。
ダンス教室は毎週何曜の何時というように決まった時間でレッスンをする場合が多いため、3か月後も半年後も予約で埋まっています。
定期利用が取りやすいスペースとして、もう1つはレンタルサロン。整体の先生やエステティシャンの施術場所として予約してくれます。
ぼくはレンタルサロン専用のスペースを持ったことはありませんが、貸し会議室を運営しているときに整体の先生が予約をしてくれました。
その先生は何人かお客さんを抱えていたので、月に5、6回予約をしてくれていたという事例があります。
定期予約が取りづらいスペースとは?
逆に定期利用が付きづらい例を挙げます。まずはイベントスペース。どんなお客さんが多いかというと、女子会やママ会、ハロウィンパーティーといったところでしょうか。
女子会やママ会って2ヶ月に1回とか定期的に開催しそうですが、果たして毎回同じ場所でやるでしょうか?
ぼくは男なので女子たちの繊細な気持ちはわかりませんが、飽きがこないようにオシャレで綺麗なスペースを次々に探すようなイメージです。
ハロウィンパーティーに至っては1年に1回だし、これに関しても来年も同じ場所でやるとは限りません。
イベントスペースは絶対にやらない方がいいという記事を前に書いているので、そちらも読んでみてください。
それと貸し会議室。ぼくは1年半ほど運営していたことがありますが、定期予約が取りづらく苦労しました。
突発的、単発的な会議が多いイメージで、毎週決まった時間に会議をするというお客さんはあまりいませんでした。
これに関しても記事があるので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は、単月で売上を上げて終わりではなく、毎月安定して売上を上げ続ける方法について書きました。
レンタルスペースで安定した売り上げを出していくためには、定期利用のお客さんをいかに獲得できるか?が重要です。
レンタルスタジオ、レンタルサロンは定期利用が取りやすいですが、イベントスペース、貸し会議室は取りづらい傾向にあります。
そのあたりも考えながら、レンタルスペースのコンセプトを決めていきたいところですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。