こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、新店舗で騒音のクレームがあったので、お客さんへ注意喚起したことについて書きます。
騒音を確実に減らすために
3号店をオープンしてから1ヶ月。建物の管理組合から騒音のクレームが入ってしまいました。
これを放っておくと、最悪の場合は強制退去となってしまう可能性もあります。
お客さんに対して「うるさくするとマジで営業停止になるよ」ということを意識してもらうために、ぼくがやったことを具体的にお伝えします。
予約ページに注意書きを追加
まずは予約ページです。こんな感じで注意書きを入れました。
スタジオの予約をする際、お客さんの心理として「この日に予約したいけど空いてるかな?」です。
希望の日時を押さえることに99%意識がいっているので、予約ページに「音量にご注意ください」なんて書いていてもほぼほぼスルーされるでしょう。
駅の構内に貼ってある「歩きスマホは危険だからやめてね」という注意書き並みにスルーされそうです。
多くの人がスルーするなら注意書きなんて書く必要ないんじゃないの?ということですが、書く必要があるんです。
スルーされるとしてもいたるところにしつこく記載することで、無意識にでもお客さんの記憶に刷り込んでいく作戦です。
予約後の案内メールにも追加
予約後の案内メールにも注意書きを追加しました。
こういった文章って、ほとんどのお客さんがスマホで上からザーッと流し読みします。中には一番下まで読まない人もいます。逆に上の方に書いてあるものは、目に入る可能性が高い。
そして人って違和感があるものに反応する生き物なので、記号を使うことで違和感を感じさせます。
「んっ普通の文章とちょっと違うぞ」と思わせたらこっちのもんです。0.1秒でもいいんで、この注意書きに目を向けてもらいます。
スタジオ内にも注意書きを貼った
ここでの注意書きが本命というか、これまでの注意書きは序章にすぎません。
というのも、予約ページや案内メールに注意書きを書いたところで、読んだ5秒後にはそんなこと忘れています。
でも実際にスタジオに入りこれからダンスするぞというときに注意書きが目に入れば、音量を控えめにしようと意識してくれるでしょう。むしろここで意識してもらわないと困ります。
このチラシはスタジオに入ってすぐに目に入る壁に貼っているので、高確率で視界に入ります。
そして、キャッチコピーの部分は「音量」ではなく「営業停止」という言葉を使いました。「音量」だとスルーされそうですが、「営業停止」と書いくことで「んっなんだ?」となってもらいます。
「音量を控えるようにお願いします」とパソコンで綺麗に作ったとしても、スルーされる可能性が高そう。手書きにしてイラストも付けることで、チラシに気付いてもらう率とチラシを読んでもらう率を上げようという気持ちで作りました。
さらに音楽プレーヤーにも貼っておきました。
それと管理組合からの警告文ですが、ドアに貼ったままにしています。「脅しじゃなくて本当にクレームがきたんだよ」ということを知ってもらうために剥がさないでおきました。
こうやって何度も何度も注意書きをすることで、お客さんに事の重大さを認識してもらいます。
たとえば友だちから「恋人探してるから誰かいい人いたら紹介してー」と言われたとして、「あぁ誰かいたらねー」となる。
何日か経って「誰かいい人いたかな?もしいたら紹介してもらえたら嬉しい」と言われたら、「あっこいつ結構本気で探しているのかな?」となる。
さらに何日か経って「何度もゴメンね。誰かいないかな?」と言われたら、「あっこれガチなやつだ。誰かいなかったっけなぁ、探してみるか」となり、一度だけだと動かなかったけど二度三度も言われて動くという例です。(何度もしつこくすると嫌われるかもしれませんが笑)
騒音に関する注意書きについてできることはすべてやったので、これでも音のクレームが入ってしまったとしたら諦めが付きます。諦めるといっても3号店を撤退するのではなく、次の手を考える流れになると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。