こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、新店舗でクレームが発生してしまったのでその対策について考えていきます。
騒音についてのクレーム
オープンして1ヶ月経った3号店ですが、クレームが入ってしまいました。
今回クレームになってしまった原因は騒音。近隣の方から、「あのスペースからうるさい音が聞こえる」と言われてしまったのです。
建物の管理組合から警告
今回は、建物の管理組合経由でクレームが来ました。いつものように3号店の掃除に行くと、ドアに何やら見慣れない張り紙が貼ってあったのです。
「大型スピーカーの利用はNG」とありますが、3号店に置いてあるのは家庭用の音楽プレーヤー。
ですが3号店はスペースが狭く、さらに壁が薄いこともあり、簡単に音が漏れてしまうようです。
ダンスができるレンタルスタジオとして運営を続けていくためには、早急に対策する必要がありそうです。
ダンスは騒音の問題が起きやすい
3号店は20㎡の狭いスペースのため、お客さんのほとんどが1人か2人の少人数、ダンス練習のために利用されます。
ダンスに音は付き物なのですが、クレームになる原因ってざっくりいうと2パターンあるんです。
- 音楽や話し声など純粋に「音」に対するクレーム
- 足踏みやジャンプしたときに発生する「振動」に対するクレーム
ぼくが3年間レンタルスタジオを運営してきた経験からすると、①の「音」であればある程度防げますが②の「振動」を防ぐのはかなり難しい。
①の「音」って、音楽の音を小さくしてもらったり話し声を控えてもらったり。壁に防音シートを貼るだけで多少は音が防げたりします。
でも②の「振動」ってぼくら素人の力では防ぐのが困難です。
お客さんが足跡を立てずにダンスしてくれれば良いですが、それってダンスの種類によっては死活問題です。
たとえばフラダンスであればすり足が多く振動することもないですが、ヒップホップなのにステップを踏まずにすり足でやるとなると、どんなダンスになってしまうのでしょうか。もはやヒップホップではなくなってしまいそうです。
床に振動を吸収するシートを貼ったとしてもたかが知れています。もし本格的に振動を減らすのであれば、プロの工事を頼んで数十万円〜数百万円かかることになりそうです。
今回のクレームについて考えてみる
今回の場合、断定はできませんがあの警告文を読む限りおそらく①である「音」のクレームだと考えています。(どういったクレームだったのかは管理組合に確認中です)
取り急ぎ、予約ページやメール案内文、スタジオ内に「音量は控えめにしてください」という注意書きを加えました。
これでクレームがなくなると良いのですが、もし改善されないようであればさらなる対策が必要です。それでもダメなようなら最悪の場合、撤退になる可能性があります。
3号店はオープンしてから一ヶ月ですが、かなり人気のスペースです。
お客さんとしても3号店がなくなるのは悲しいと思うので、近隣の方に迷惑をかけない前提としてなんとか続けていきたい気持ちです。
もしクレームが収まらない場合、1つの案として「おひとりさま専用レンタルスタジオ」に変えてしまう。
スタジオ内にコードレスのイヤフォンを置いておき、お客さんにはそれを使用してもらうことで、外に音楽が漏れずダンスができるという作戦です。
その場合、ただ「イヤフォンを着用してください」と案内するのではなく、「高性能コードレスイヤフォンを搭載。まわりの目を一切気にせずダンスができる超プライベート空間、おひとりさま専用レンタルスタジオ」というように、狭くて音量に気をつけないといけないという弱みを逆手に取った見せ方をするのがいいかなぁと考えたりしています。
どちらにしても音量には気をつけなければいけないので、細心の注意を払って運営していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。