こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、新店舗である3号店の売上と利益予測を細かく出してみます。
新店舗の売上・利益予測
6月2日にオープンする予定の新店舗について、売上・利益の仮説を立ててみます。
仮説を立てる理由は、3号店を軌道に乗せるため。なぜ仮説を立てることが大事なのか?ということも含め書いていきますね。
仮説を立てることで得られるもの
仮説を立てることが結果的に売上につながるのですが、流れとしては↓のような感じです。
- 売上についての仮説を立てる
- 仮説をもとに売上の目標が立てられる
- 目標を達成するためにどうすれば良いか考える
- 実際に行動する
- 結果が出る
- うまくいかなかった場合、どうすれば良いか考えてまた行動する
ここでのポイントは、仮説を立てることが行動につながるということです。
いくら仮説を立てたところで実際に行動しないと何も変わりません。行動するきっかけという意味で、仮説を立てることが大事ということをお伝えしたかったのです。
新店舗で初月から売上を出せるか?
新店舗について、売上の仮説を立ててみます。
1号店、2号店をオープンしたとき、オープン初月は両店舗ともに家賃分にギリギリ届くという状況でした。
光熱費など他の維持費もかかっているので、初月に関しては赤字ですね。2ヶ月目以降は他の維持費を含めても黒字化できました。
では3号店はどうか?ということですが、家賃分の売上はいけると考えています。1号店、2号店の実績があるという超単純な理由もありますが、今回は1号店と2号店のお客さんに3号店の案内できるという点が大きいです。
1号店を作ったときってはじめてのレンタルスペースだったので、もちろんお客さんはゼロです。でも今回って3店舗目なので、これまでのお客さんという超ありがたい方々がいらっしゃいます。
この方々の存在はめちゃ大きくて、また使ってもらえる可能性が高いんです。お客さんからすると、全然知らないレンタルスペースより何度か使ったことがあるレンタルスペースの3店舗目の方が予約のハードルが下がります。
人ってはじめてのことに対して警戒する生き物ですが、3号店はその警戒心がほぼ溶けているといっても良いでしょう。
そうなってくると、価格設定やスペースの作り込みをちゃんとやれば、初月から家賃分は余裕で越えるんじゃん!と思っていたりします。(こんなこといって家賃分もいかなかったら、猛烈に反省して改善案を100個出します)
具体的に予測をしてみる
じゃあ実際にどのぐらいの売上になるか?予測してみます。
そもそもまだ価格が決まっていないのに売上の予測ができるの?という話ですが、売上の予測を立てる中で価格も決めていく流れにします。
これまでの実績の例を出すと、1号店、2号店は家賃の3〜4倍の売上を出しています。(これって不動産の利回りでいうとめちゃ高い数値ですね)
3号店の家賃は75600円。3倍だと226800円、4倍だと302400円。これまでの実績から考えると、絶対に達成したい目標として20万円、目指すところは30万円というところでしょうか。
もし月の売上20万円なら、週の売上が約4万円。土日の方が料金が高く予約が多い傾向にあるので、売上を上げやすい。土日の2日間で15000円、平日5日間で25000円と想定。
土日は1日で7500円の売上目標、1時間の料金を1000円にしたら7.5時間で目標クリア。平日は1日5000円の売上目標、1時間の料金を安めの800円にすると約6.5時間で目標クリア。
24時間営業で運営予定ですが、その中で平日は6.5時間、土日は7.5時間を埋めれで売上20万円に達します。これぐらいの時間であればなんだか予約で埋まりそうですね。
2号店は平日1時間1000円、土日は1500円です。3号店はさらに単価を下げて平日は800円、土日は1000円とする。料金だけ見ると横浜エリアだとかなりの安さなので、それだけで予約が入りそう。
全店舗トータルでの売上
3号店の家賃を含めた経費を見ると10万円以内に抑えられそうです。売上20万円としたら利益は10万円。1号店、2号店の利益にプラスで10万円だと嬉しいですが、トータルで見たときにどうなっているかが大切です。
3号店で売上が20万円、でも1号店と2号店の売上が30万円減った。これってトータルで見ると10万円下がっているので、これダメですよね。
3号店の価格を最安値に設定すると、2号店のお客さんが3号店に流れ、その結果トータルの売上が下がる可能性がありますが、1つ対策を打ちます。3号店の設備を最低限にするのです。
2号店は設備が充実しています。50インチのモニター、フリーWiFi、クロームキャスト(ケーブルなしでスマホとモニターをつなぐ超便利な機器)、自撮り用三脚、電子レンジ、冷蔵庫、湯沸しポットなどなど。
3号店にはそれらを置かず、鏡や音楽プレーヤーといった最低限の設備のみにします。とにかく安く済ませたい人は3号店、充実した設備を使いたい人は2号店というように、設備に差をつけることでお客さんに選んでもらうようにします。
3号店を安くしたとしても、2号店のお客さんが大幅に流れてしまうということを避ける作戦です。実際に3号店をオープンしてから、売上推移がどうなったのか?お伝えしていきますね。
今回は、新店舗の売上、利益について仮説を立ててみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。