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価格設定の考え方。競合店はもちろん、自店舗の価格も意識するべき

価格設定は自店舗も意識するべき新店舗リアルタイム報告
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こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。

今回は、レンタルスペースの価格設定についての考え方について書いていきます。

価格を決める際の考え方

新店舗の価格設定について、ぼくが考えていることをまとめていきます。この記事を読むことで、考え方のロジックを学んでいただけたら嬉しいです。

お客さんから見てどうか?

まずお客さんの立場から見たときの価格について考えていきます。

レンタルスペースを借りようとしているお客さんって、ぼくらのレンタルスペースだけ見ているわけではありません。ほとんどの人が複数のレンタルスペースを見た上で、どこにするか決めます。

そうなるとレンタルスペースの価格を決める際に押さえておきたいのが、近隣の競合店の価格です。同じようなスペースなのに、競合店が1000円でこちらは5000円だと恐らく予約は入らないでしょう。

ちなみにぼくは1号店をオープンする際、横浜周辺のレンタルスペースの価格を全部調べました。

お客さんの立場になって、横浜でレンタルスペースを借りるとしたらここにしようと思ってもらえるような価格が一体いくらなのか?ということを考えました。

もちろん、スペースによってアクセスや設備など違ってくるので、単純に価格だけというわけではありません。

それでも価格は選ぶ側としたらとても気になるところなので、ここは負けないよう競合店を意識しました。(ほかを寄せ付けない圧倒的な強みがあるということであれば、価格を上げても全然OKです。そんな強みがあったらぼくも取り入れたい)

経営的な視点だとどうか?

安定した利益を上げ続けるというのが、レンタルスペースを運営する目的としています。お客さんの立場だけでなく、経営者としての立場からも見ていきましょう。

たとえば1時間50円の超絶安い価格にした場合、よっぽど変なスペースじゃない限りめちゃめちゃ予約が入るでしょう。24時間使って1200円って激安すぎるし、お客さんからも喜ばれます。

でも1時間50円って、1ヶ月フル稼働しても36000円です。家賃や光熱費などの維持費を考えたら赤字になりそう。

となるとレンタルスペースの運営を維持できませんよね。いくら予約が入ったとしても、利益が出ないなら本末転倒です。

競合店と比較して価格を決めるとしても、月にどのぐらいの利益が欲しいのか?なら月に何時間、週に何時間、日に何時間の予約を入れればいいんだ?とか逆算して考えるクセもあった方が良いです。ぼくは実際にこのあたりの数字を具体的に出していきます。

最初に具体的な数字を出しておくのと、行き当たりばったりなのとでは行動が全然違ってきます。これはぼくが両方とも経験して感じたことなので間違いありません。

新店舗の価格設定

新店舗の価格設定はどうするか?考えていきます。

ぼくの場合、今回の新店舗は同じエリアで3店舗目です。競合店はもちろん、1号店と2号店の価格も意識して設定していく必要があります。

あまり安くすると1号店、2号店のお客さんが流れていってしまうので、そこも考慮します。3号店単体で売上を出すというよりも、3店舗トータルで見たときに一番売上が上がる価格を見つけ出すイメージです。

1号店は広いため、平日1時間1500円。2号店はそれより狭めなので1000円。3号店は2号店よりも狭めなので、広さだけで見ると750円。でも3店舗の中で一番アクセスが良い。

たとえば、3号店の価格を仮に2号店と同じ1000円にしてみる。その場合、2号店を使っていた人はどうするか?広さを求めない人はアクセスが良い3号店へ、3号店が狭いと感じる人はそのまま2号店へ。

次は2号店よりも安くするパターン。たとえば1時間750円にする。この価格だと2号店を使っている人が3号店にけっこう流れそう。

3人以上だと3号店は狭く感じるけど、1人か2人であれば3号店の広さでも十分。そうなると2号店を1人もしくは2人で使っている人は3号店に流れると考えた方が良さそう。

そうなると2号店のお客さんは減る。でも現状、2号店は予約したくても埋まっていて予約が取れない人もいるため、2号店の売上は大幅に落ちることはなさそう。トータルで見たら3号店に流れたとしても予約の時間は増えるかも。

といろいろと考えてみましたが、今回ぼくが狙っているのは既存客だけではなく、これまで1号店と2号店を使ったことがない層の獲得です。

そういった意味で考えると、2号店よりもさらに安い価格にすることで客層の幅は広がるかもしれません。

薄利多売になるのは考えものですが、運営の自動化ができているため単価が安くなってもそこまでの痛手はありません。2号店との差別化の意味でも、価格を下げる方向で進めてみようと考えています。

今回は、レンタルスペースの価格設定について書きました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。