利益ではなく限界利益を見ることでビジネスでの儲け方がわかってきた

利益ではなく限界利益で儲け方を見る お金の話

こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。

今回は、利益ではなく限界利益を見ることで儲けやすさがわかるという話を書きます。

ビジネスをやる上で意識したい限界利益

レンタルスペースに限らずビジネスをしていく中で、売上や利益について皆さん気にされています。もちろん売上や利益は大切なのですが、それだけだとどうやったら儲かるのか?ということが見えづらいのです。

そこで出てくるのが限界利益というものです。この数値が高ければ高いほど儲かりやすいのですが、レンタルスペースの限界利益ってめちゃ高いんです。数字に関してはぼくも勉強中ですが、なるべくわかりやすい説明を心がけて書いていきますね。

限界利益とは?

まず限界利益ってなんなのかというと、

限界利益は、管理会計の概念の一つ。売上高から変動費を引いたもの。限界利益を売上高で割ったものを限界利益率 といい、売上が1単位増えることで増える利益のこと。 限界利益には固定費が含まれる。次の式で表される。 限界利益=売上高-変動費 限界利益=固定費+利益 また、固定費の回収に貢献することから、貢献利益とも呼ばれる。
ウィキペディアから引用

なんだかピンと来ませんね。順を追って書いていきます。

まず利益というのは、売上から経費を引いたもの。ここは大丈夫ですね。

利益=売上−経費

レンタルスペースでいうと、月の売上が25万円、家賃や光熱費といった経費が10万円かかる場合、利益は15万円です。ここは皆さん意識されているかと思います。

次に限界利益というのは、売上から変動費を引いたもの

限界利益=売上−変動費

変動費ってなんだ?ということですが、わかりやすくいうと、売上に応じて金額が変わってくる経費です。固定費は、売上に左右されない経費。

レンタルスペースでいうと、家賃やホームページの管理費は固定費。ポータルサイトの手数料は変動費です。(予約が増えたらそれに比例して光熱費がかかりますが、一般的に光熱費は固定費とされています)

家賃やホームページの管理費って、予約が0でも100でも金額は変わりません。逆にポータルサイトの手数料って予約金額の30%とかなので、予約が増えれば増えるだけ支払う金額も大きくなります。

たとえばポータルサイトからの予約が0で全て自社サイトから予約を取る場合、変動費は0となります。(トイレットペーパーやティッシュといった雑費も変動費っぽい気もしますが、ここでは省略します)

売上25万円、変動費0円、固定費10万円の場合。限界利益は、売上(25万円)−変動費(0円)なので25万円となります。

逆に手数料30%のポータルサイトのみで予約を受けた場合、売上25万円だと変動費は7万5000円となります。(25万円×30%=7万5000円)

限界利益は、25万円−7万5000円で、17万5000円です。

限界利益が25万円とか17万5000円だからなんなんだ?ということですが、儲けを出すために大事な数字になるのでもう少しお付き合いください。

限界利益率とは?

次に限界利益率ですが、これは単純に売上に対して限界利益がどのぐらいの割合なのか?ということです。

限界利益率=限界利益÷売上

この式に当てはめると、自社サイトのみで予約を取る場合の限界利益率は、限界利益(25万円)÷売上(25万円)=1。つまり100%。

手数料30%のポータルサイトのみで予約を取る場合の限界利益率は、限界利益(17万5000円)÷売上(25万円)=0.7。つまり70%。

ビジネスを利益を出す際、この限界利益率が高ければ高いほど出しやすくなります。業種によって目安のパーセンテージは変わってきますが、一般的には25%を下回ると儲けづらくなると言われています。

50%を超えたら儲けやすいと考えると70%でもすごいし、100%って意味がわからないレベルですね。

損益分岐点について

次に損益分岐点を出します。これはなにかというと、いくら売上を出せば赤字にならないか?という境界線のようなものです。この損益分岐点を知りたいがために限界利益を出したようなものです。

損益分岐点の出し方ですが、

損益分岐点=固定費÷限界利益率

家賃や光熱費といった固定費が10万円、限界利益率が100%の場合、損益分岐点は10万円÷1(100%)=10万円です。

限界利益率が100%の場合、固定費と損益分岐点がイコールになります。つまり、固定費を超えた分は全て利益ということです。

次にポータルサイトのみで予約を取った場合も見てみましょう。固定費は同じく10万円、限界利益率は70%の場合、損益分岐点は10万円÷0.7(70%)=14万2857円です。4万円以上も損益分岐点が上がっていますね。

単純に売上と利益を見ているだけだと上記のような数字を出すことはできません。この損益分岐点がわかっていれば、いくら売れたら利益になるのか?ということが見えてきます。

いくら売り上げるという売上目標よりも、いくら利益が欲しいか?という観点で見たほうが経営的にはうまくいきます。

仕入れ額が高くて利益が取りづらい薄利多売のビジネスだったりすると、限界利益率が20%以下ってけっこうあったりします。

たとえば限界利益率が10%の場合、固定費10万円だとしたら100万円以上売り上げないと利益になりません。利益を出すのにそんなに売上が必要なの?という感じですよね。

このように限界利益率が低いと、圧倒的に利益を出すことが難しくなります。売上を上げるというより、利益を出すために固定費を下げられないか?限界利益率を上げられないか?という考えを持つと、儲けやすくなるでしょう。

まとめ

今回は、利益ではなく限界利益を見ることで儲けやすさがわかるという話を書きました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。