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限界利益率をもとに新店舗の損益分岐点を出してみた

新店舗の損益分岐点新店舗リアルタイム報告
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こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。

今回は、限界利益率をもとに新店舗の損益分岐点を出してみます。

新店舗の損益分岐点を計算

前回の記事で、新店舗は直前にならないと予約が入らないと予想していると書きました。とはいえ予約が入らないというのは、焦りとまではいきませんが気がかりなところです。

今回、新店舗にかかる費用をもとに損益分岐点を計算し、いくら売り上げれば利益が出るのか?ということを明確にします。行き当たりばったりではなく、少し経営的な目線で見ていきます。

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まずは限界利益率の予想値を出してみる

まず限界利益(売上-変動費)を出してみます。(限界利益と損益分岐点のことは、別の記事で書いてあるので詳しい説明は省きます)

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まだ3号店をオープンしていないので、実際の数字はわかりません。なので予測値ということで考えていきます。

まず変動費(売上によって左右される費用)ですが、もし自社ページから直接予約が入ったら変動費は0です。つまり売上=限界利益で、限界利益率(限界利益÷売上)は100%です。ポータルサイトからの予約は手数料が30%とか取られるので、その場合の限界利益率は70%。

これも予測となりますが、初月に関して言うと自社ページからの予約とポータルサイトからの予約が半々ぐらいになるかなぁと考えています。そうなると100%と70%の間を取って、限界利益率85%。

損益分岐点を出してみる

次に損益分岐点(黒字になるか赤字になるかのボーダーライン)を出してみます。損益分岐点は、固定費÷限界利益率です。

今回の固定費は約9万円。限界利益率は85%と予想しているため、固定費9万円÷限界利益率85%=10万5882円。損益分岐点は10万5882円となります。

10万円以上を売り上げないと利益が出ないみたいですが、もう1つ忘れてはいけない重大なことがあります。1号店、2号店の存在です。

たとえば3号店の売上が15万円を達成!となったとしても、1号店と2号店の売上が10万円ずつ落ちたら3店舗トータルで見たときに完全にマイナスです。

3号店ができたことで全体の数字が下がるというのはNGです。この数字というのは売上ではなく、利益ベースです。3号店を運営することで毎月の固定費が上がっているため、売上を上げるのはもちろん、増えた分の固定費を回収できる利益を出す必要があります。

初月は仕方ないとしても、利益が取れない状態が続くのは避けないといけません。利益を出すことが一番ですが、最悪うまくいかなかった場合にどのタイミングまでこらえるか?ここの見極めも大事になりそうです。

今回は、限界利益率をもとに新店舗の損益分岐点を出してみました。

3号店単体ではなく、3店舗トータルで見たときの数字も考慮して運営していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。