こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、ぼくが詐欺に遭った話の第3部1話を書いていきます。
ついに最終章まで来たな
おまえよくこれだけ何回も何回も詐欺に遭うよな
生粋の詐欺師登場
いよいよ詐欺物語の最終章です。今回の詐欺は自分だけでなく、ぼくの友だち(+ぼくの父)までも巻き込んでしまいました。
さらにお金を失うだけではなく、被害者のはずだったのに犯罪者になってしまいそうになるというなかなかの大惨事でした。
人脈を広げていく中での出会い
ペルペル(第2部で出てくる詐欺師)とやりあっている中、人脈を広げるためにやたらカフェ会に参加したり主催していたぼくはある人物と出会います。
彼(人のことは言えませんが、ぼくに匹敵するぐらい騙されやすいのでここでは『カモ吉』と呼びます)は、保険の営業マンでした。
カモ吉は仕事がら人脈を広げたいということで、いろんな人に会っていました。ぼくも同じように人脈を広げたかったので、お互いに人を紹介し合う仲になりました。
ある日カモ吉から「携帯電話のビジネスでめちゃめちゃ成功している人がいるので紹介してもいいですか?」という連絡が来ました。
当時、誰彼構わず人に会いまくっていたぼくは何の迷いもなく「ありがとうございます。紹介してください」とお願いしました。
詐欺師との出会い
カモ吉はぼくとその人物をLINEで繋いでくれました。 その人物と直接LINEのやり取りをして、2人で会うことになります。
横浜付近のカフェでその人物と会うことになるのですが、そいつが詐欺師とわかるのは2ヶ月後になります。
先にカフェに着いていたその人物(アディダスのジャージをよく着ていたので、ここでは『アディ』と呼びます)は、年齢は20代半ばで小太り、どこにでもいそうな青年でした。
はじめましてということでアディと1時間ほど話をするのですが、完全に引き込まれました。めちゃめちゃ口が達者で、なんだかこちらに夢を見させてくれるような感じです。
アディが言っていたことをまとめると
- 携帯電話ビジネスをはじめ、複数のビジネスから収益を得ている
- 夢はキューバでクラシックカーの輸入会社を作ること
- お金はしこたまあるので、今は信頼できる仲間を作りたい
- 仲間に稼がせてあげて信頼を作り、将来一緒に大きなビジネスをしたい
- カモ吉もビジネスに参加していて、すでに月収50万円以上を得ている
そんなようなことを言っていました。アディとはこの日が初対面でしたが、ぼくはアディのことを「世の中にはすごい人がいるもんだなぁ」と感心していました。(アディが言っていたことは100%嘘です)
アディと別れたあと、カモ吉に連絡を取ってみます。「アディの元でカモ吉くん相当稼いでいるって聞いたけど本当?」と確認したところ、「本当です。ぼくはいろいろあって借金まみれでしたが、アディさんのおかげでその借金も返せそうです。アディさんは本当すごくて、今一番お世話になっています」とのこと。それを聞いてアディに協力することを心に決めたのです。
今思うと、超絶騙されやすいカモ吉とよくわからん初対面の小太りの言っていることをなぜ信じてしまったのか?後悔が残りますが、とにかくそのときは「救世主きたー」というような気持ちでした。
まとめ
今回は、ぼくが詐欺に遭った話の第3部1話を書きました。
次回は詐欺師アディにどんどん騙されていく様を書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。