こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、ぼくが詐欺に遭った話の第2部後編(全3部作です)を書いていきます。
ペルペルとの決着
今回は、第2部の後編です。詐欺師ペルペルの正体が明らかになっていきます。
なかなか返済してくれないペルペル
ペルペルとビジネスを立ち上げようとしたものの、なかなかうまくいかず。「すごい人」にお近づきになりたかったぼくでしたが、「ペルペルって本当はすごくない説」を唱えるようになり、自然と距離が遠くなっていきました。
ペルペルに渡した350万円はそのまま預けっぱなしでしたが、サラ金(消費者金融)への返済はきちんとやってもらっていたので、その点は安心していました。
お金を渡してから1年以内には全額返済という契約書を交わしたのですが、今のところサラ金に利息だけ支払っているだけで元本が一向に減っていません。
ペルペルにいつ返済してもらえるのか確認したところ、「心配しないでください。今度大きなお金が入るのでそのときにまとめて返済します」とのこと。その言葉を信じた(というか信じたかった)ぼくは返済してもらえる日を待つことにします。
サラ金から一括返済の要求が来る
そんなある日、サラ金会社から「返済日を過ぎているのに入金がない」と連絡が入ります。「あっこれってもしかしてペルペルに350万円バックレられたか」と超絶焦りながらサラ金会社と電話で話したのですが、バカ正直なぼくは自分ではなく代理人が返済していることをサラ金会社に伝えてしまいます。
不審に思ったサラ金会社は約50万円の一括返済を要求してきました。これはマズイことになったなとすぐにペルペルに連絡してみたところ無事につながり、「すみません、トラブルが発生して返済が遅れてしまいました」とのこと。
一括返済を要求された話を伝えたら「一括返済の義務はないのですが、心配しているようなので返済しておきますね」と言われ、実際に約50万円分の返済をしてくれました。
ホッと一安心したものの残り300万円もの返済が残っていることに恐怖し、こちらの返済もペルペルに要求します。「わかりました。お金が用意できたら返済します。絶対に返済するので心配しないでください」とのこと。
長い長いペルペルとのやり取り
残り300万円の返済が残った中、ぼくとペルペルの間で「早く返済してくれ」「必ず返済します」というやり取りが続きます。期間としては半年以上。
結論からいうと、ペルペルは失踪しました。半年もの間しつこく返済を要求し続けたおかげで200万円を返済してもらいましたが、残り100万円となったところで飛ばれたのです。
ペルペルから、「クレジットカードがすべて使えなくなってしまいました。飛行機代の30万円を貸してくれたら、残り100万円はすぐに返します」と言われ2秒で断ったのを最後に姿を消しました。
ちなみにこの半年の間にペルペルの身に起きたことをまとめてみると、
- 香港やニューヨーク、ハワイに飲食店を出した
- まとまったお金が手に入ったが、現金で持っているため返済ができない
- ニューヨークで強盗に拳銃を突きつけられ、有り金を全部取られた
- パスポートがなくなったので帰国できず、しばらくニューヨークに滞在
- パスポートを新たに作ったが、飛行機の予約が取れず帰国できない
- 急に高熱が出て何日も寝込んでしまい身動きが取れない
- 仲間が裏切り4000万円ほど持ち逃げされた
信じる方が難しいと思いますが、とにかく何かしら言い訳を付けて返済から逃れ続けていました。
結局100万円は返してもらえず。自分で返済してサラ金地獄から抜け出すことができました。
ペルペルはぼくの100万円を踏み倒したことになりますが、最初に70万円をぼくに渡しているし、1年間ペルペルが利息を支払っていたのでトータルで見るとペルペルもしかしたら損してるんじゃないか?という謎の状況でした。
まとめ
今回は、ぼくが詐欺に遭った話の第2部後編(全3部作です)を書きました。
絶対に返済すると言っていたものの結局失踪したペルペル。嘘で塗り固められたペルペルですが、どこかで限界が来て失踪せざるを得なかったのでしょうか。
ボテオに続き2回目の詐欺被害。でも詐欺物語はまだ終わりません。次回から最終章である第3部が始まります。
最後までお読みいただきありがとうございました。