こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、レンタルスペース内を常に綺麗にしておくためには、お客さんに協力してもらうことが必須ということを書いていきます。
お客さんに全部掃除してもらえたらめちゃめちゃ楽だな
お客さんに協力してもらうには、自分が率先して掃除しなきゃだよ!
お客さんに掃除をしてもらうには
レンタルスペースで利益を上げていくためには、掃除は必須です。汚いスペースだとお客さんはリピートしてくれず、その結果売上が安定しません。
予約が入る度に毎回自分で掃除に入るというのは、可能ではありますがかなりの手間になってしまいます。そうなってくるとお客さんにいかに協力してもらえるかが鍵となります。
掃除がめちゃめちゃ大事ということを書いた記事があるので、ぜひそちらも読んでみてください。
綺麗に使ってもらうためには
お客さんに掃除をしてもらう以前に、どうしたら綺麗にスペースを使ってもらえるのか?この点を考えてみましょう。
結論からいうと、常にスペースを綺麗にしておく。これに尽きます。
スペースがもともと汚かったら綺麗に使わなくてもいいやと余計汚れますが、綺麗なところって綺麗に使おうとしますよね。
ちょっと話が逸れますが、掃除によって劇的に変わった例を挙げます。
1990年代の話ですが、ニューヨーク市はめちゃめちゃ治安が悪く、年に2000件以上の殺人事件、60万件以上の重罪事件が発生していました。
特に貧しい地域では麻薬取引やギャングの抗争なんかも日常茶飯事で、特に地下鉄が無法地帯化していて、普通の人は歩けないほどのヤバい状況だったみたいです。
でも5年後には殺人事件が60%以上も減り、重罪犯罪も50%ほど減ったのです。たった5年の間にそれだけ減るのってすごいですよね。劇的な変化です。
では、この5年のうちに何があったのでしょうか?大規模な人口移動があったわけでも、急に菩薩の心を持ち合せたわけでもありません。
じゃあ何が変わったのか?そうです。答えは掃除をしたんです。
えっそんなんで犯罪が半分以上もなくなるの?と思われるかもしれませんが、地下鉄の落書きを消したり、清掃を徹底することでこれだけの変化があったのです。
犯罪をしそうな人がいたとしても、平和で綺麗な街で犯罪を犯そうとはなかなか思いません。でも犯罪を犯しても大丈夫そうな場所って自然と犯罪者が集まってきて、そりゃあ犯罪も起きるよなという環境になります。
人を変えるのではなく環境を変えることで、結果的に平和になるというお話でした。
それと同じように、スペースを綺麗に保つことで、お客さんもそれに比例して綺麗に使ってくれるようになることが期待できます。
お客さんに協力してもらうには
綺麗に使ってくれたとしても、使用後は確実に掃除をしてもらいたい。
ぼくのスペースはダンスができるレンタルスタジオです。ダンスをするとホコリが舞い、床が汚れます。会議やセミナーと比べ、スペースが汚れやすいのです。
案内メールや利用規約に使い終わったら必ず掃除してください、といくら書いたところで読んでもらえない。これが現実でした。
ではどうすれば良いのか?ということですが、そこで力を発揮するのが伝え方です。お客さんに使用後は必ず掃除してください、と形式ばった文章で伝えて果たして何人の人が動いてくれるでしょうか?
中にはきちんと掃除をしてくれる人もいますが、人って自分が思うようになかなか動いてくれません。
100人中100人にきちんと掃除をしてもらうのは難しいです。どうやっても掃除をしてくれない人は一定量います。
でも少しでも掃除してくれる人を増やすため、お客さんがどうやったら動いてくれるかを考えるのです。
ぼくが考えた結果、こんなような注意書きを貼りました。
この注意書きに変えてから、スペースの床が綺麗になりました。お客さんはこの注意書きを読んでくれ、さらに掃除をきちんとしてくれたということになります。
まずパソコンで作った文章だけの注意書きに比べ、パッと見て目に入ります。手書きということだけではなく、線や色、イラストが目に付くのでしょう。
そして、床をモップがけする理由を付けました。「床をモップがけしてください」だと人は動きません。
なぜモップがけする必要があるのか?そこを理由づけすることで、はじめて動いてもらえます。
今回の場合、赤ちゃんをイメージしてもらったことでお客さんの感情が動いたのでしょう。赤ちゃんが真っ黒になるのはさすがに可哀そうだなと思ってくれたのかもしれません。(ママさんのダンス教室が使ってくれているのですが、毎回赤ちゃんを連れてくるのがヒントになりました)
まとめ
今回は、レンタルスペース内を常に綺麗にしておくためには、お客さんに協力してもらうことが必須ということを書きます。
お客さんに協力してもらうには、綺麗なスペースに保つことが大切です。使用後に掃除をしてもらうには、掃除するための理由を付けてあげる。たとえば、「赤ちゃんがハイハイします」とするとお客さんの感情が動き、綺麗にしてもらいやすくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。