こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、「物件を契約する際にかかる初期費用」について書いていきます。月々の賃料はクリアしても、この初期費用がネックで物件をあきらめざるを得ないなんてこともあります。どれだけかかるかしっかり確認しましょう。
初期費用ってどのぐらいかかるのか?ざっくりした目安
店舗物件の場合、物件を契約する際にかかる初期費用の目安は賃料の6~8ヶ月分です。
これは目安なのでもちろん物件によって変わってきますが、ぼくがこれまで契約した4店舗に関してはこの範囲に収まっています。※家賃が30万円以上になると、保証金(敷金)が10か月分とか高くなる傾向があります。(横浜以外のエリアだとちょっと変わってくるかもです。すみません。)
物件紹介に書かれている金額の他にプラスでかかります
物件の紹介ページによく「敷金1ヶ月、礼金1ヶ月」というようなものが書かれています。
家賃が月10万円だから、「敷金と礼金1ヶ月分だから20万円用意しておけば良いのか!」というのは間違いです。敷金と礼金以外にも必要な費用があって、実際はもっとかかります。仲介手数料をはじめ前家賃や保険などもろもろ必要です。
「敷金1ヶ月、礼金1ヶ月」だったとしても、結局家賃の6ヶ月分かかったなんてことはざらにあります。
初期費用の内訳って?
初期費用の内訳についてまとめてみました。賃料20万円以下の物件でレンタルスペースを運営する場合、「初期費用の総額は家賃6~8ヶ月分」を目安にしてみてください。
保証金(敷金)
貸主(大家さん)に預けるお金です。物件から退去する際に返してもらえます。(※物件の現状回復や修理、清掃費用として、当てられることが多いです)
ぼくがおススメしているレンタルスペースは、家賃20万円以下の小規模運営です。店舗物件の場合は10ヶ月分が相場とよく言われていますが、家賃が安いと保証金は2ヶ月、3ヶ月分ぐらいに設定されている場合が多いです。
礼金
貸主にお礼として渡すお金です。これは保証金と違い返ってきません。最近は礼金なし、もしくはあったとしても1ヶ月分というのが多いです。値引き交渉する際に、ここをなしにしてもらえる場合もあったりします。
返ってこないお金なので、ここは極力押さえたいですね。
仲介手数料
不動産会社に支払うお金です。賃料の1ヶ月分です。これまで物件を探してくれたり、大家さんとの間に入ったりいろいろとがんばってくれていたと思いますが、それに対する対価と考えてください。
よく「仲介手数料が無料」という広告もありますが、店舗物件でもそういう物件ってあるのかな。そのあたりちょっと詳しくないので、教えてもらえたら嬉しいです。
前家賃
入居日から家賃が発生するのですが、入居月とその翌月の家賃は初期費用と合わせて請求されることが多いです。
1月20日が入居日だとしたら、1月分(月の途中からなので日割り計算)と2月分の家賃が必要です。
火災保険
火災保険の加入は義務ですが、不動産会社が用意した会社でなくてもOKです。ぼくは特に付き合いがある保険会社もなかったので、不動産会社に言われるがままに契約しました。
条件にもよりますが、2年で15,000円ぐらいでした。
保証会社
個人事業主や設立したばかりの会社、保証人がいない場合など、申込者の信用度が低い場合、「保証会社を立ててくれ」ということになります。貸主としては、「よくわからん奴に貸して数か月で家賃を滞納される」みたいなことは避けたいのです。
ぼくも保証会社を立てるように言われたので、加入しました。家賃の1ヶ月分が相場です。保証会社によっては2年ごとに更新料を取ってくる場合もあります。
ってことは、もし家賃が払えなくなっても保証会社が代わりに支払ってくれるのか
お前もし滞納したら物件は強制退去となって、保証会社から厳しい取り立てされるぞ。家族や職場にも迷惑かかったり、ブラックリストに乗ったりとんでもない目に遭うから、絶対滞納しない方がいいぞ
鍵交換
「以前に使っていた鍵をそのまま利用するか?交換するか?」という選択を強いられます。そのまま使用する場合は鍵交換の費用はかかりません。
でも以前どんな人が使っていたか詳しくわかりませんし、変なトラブルに巻き込まれるのも嫌なので、ぼくは必ず鍵交換をしています。
鍵の種類によって価格が変わりますが、2~5万円ぐらいで交換できるイメージです。
昨日ペンタブを買ったんだ!イラストがあるとわかりやすいだろ
お前の絵マジでクソだな。これを世に出した勇気だけは褒めてやる。
まとめ
今回は「物件の初期費用」について細かく解説しました。大事なのは、賃料の6~8ヶ月分は見ておいた方が良いといことです。
最後までお読みいただきありがとうございました。