こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、新店舗オープンから1ヶ月経った今の状況を分析してみます。
いつの間にか1ヶ月が過ぎていたな
おまえ最近、詐欺物語ばっかりだったからちゃんとレンタルスペースのことも書け
1ヶ月経った今の状況を分析
新店舗となる3号店をオープンしてから1ヶ月が経ちました。予約数や売上を見ると目標達成したので良かったのですが、なぜうまくいったのか?といったことを分析してみます。
売上が上がった要因を考えてみた
新店舗である3号店ですが、初月は売上が約20万円となりました。家賃や光熱費といった固定費が84000円なので、利益としては11万円を超えるぐらいです。
初月から売上が上がった要因について考えてみました。今思い浮かぶのは、
- オープン前から予約の受付を開始していた
- 1号店、2号店の既存客に宣伝できた
- 既存客以外の層も取り込めた
- リピート率が高かった
1つずつ見ていきますね。
オープン前から予約の受付を開始していた
ブログの記事でも書きましたが、オープンしてから集客ではなく、オープンする前にどれだけ周知できるか?ということを意識しました。
4月末に3号店を出すことが決まったのですが、5月上旬には予約受付を開始しました。5月上旬といったらスペースの完成写真などありませんでしたが、完ぺきを求めていたら何も始まりません。
クオリティにこだわっていたら動きが遅くなってしまうので、オープンに関しての告知はスピード重視がおススメです。
最初の告知は写真がなかったり具体的じゃないかもしれませんが、徐々に精度を上げていく。スペースが成長していく様をお客さんに共有し、物語のように楽しんでもらうぐらいの気持ちだと良いかもです。
もっというと、一方的に告知をしていくだけでなく、お客さんも巻き込むことができたら最高です。ただ見ているだけより実際にやってみたり参加する方が楽しかったりするイメージです。
「こんなスペースだったら嬉しい」とか「こんな風にスペースを使いたい」とか、お客さんの意見を聞きながら一緒に作り上げることができたら、お客さんの枠を超えたファンになってもらいやすいです。(とはいったものの、3号店に関してはぼくの方でガチガチに戦略を立てて作ってしまいました。今後は3号店に限らず、お客さんの意見を聞ける環境を作っていきます)
1号店、2号店の既存客に宣伝できた
ぼくには、3年前から同じエリアでレンタルスペースを運営しているというアドバンテージがありました。
1号店、2号店はダンスができるレンタルスタジオ。3号店も同じくダンスができるスペースです。つまり「ダンスしたい人」というざっくりではありますが、ターゲット層が被っていました。
これが1号店、2号店とはまったく別のエリアで新店舗を出すとなったら、おそらく初月からここまで売上は伸びていなかったと思います。
既存客以外の層も取り込めた
ここはぼくの狙い通りになったのですが、1号店と2号店を使ったことがない新しい層を取り込めました。
もし3号店を使ってくれているのが1号店、2号店を使ったことがある既存客だけだったとしたら、それって1号店、2号店のお客さんが3号店に流れているだけ。3号店の売上が上がったとしても、3店舗トータルで見ると売上が下がってしまう。それだと意味がありません。
ぼくが狙っていたのは、これまでうちのスペースを使ったことがない層。ここを狙うことで、全体で見たときの母数が増え、結果売上が上がりやすくなります。
6月は140件の予約が入りましたが、その中で新規のお客さんの数はなんと50件。50組もの方がはじめてぼくのスペースを使ってくれたのです。
初月でこれだけ新規のお客さんが予約してくれたのは大きくて、今後は3号店をリピートしてもらう、もしくは1号店や2号店も使ってもらうといった流れになればと思っています。
リピート率が高かった
売上が上がった要因として、リピート率の高さも挙げられます。
なぜリピート率が高かったのか?ということですが、簡単にいうとお客さんの満足度が高かったからです。
3号店は20㎡という狭いスペース、しかも設備や備品は最低限にしました。ただその分、価格を下げたり、どの時間帯でも1時間から手軽に使えたりとお客さんのニーズに合うように作りました。
その結果、お客さんの満足度が上がりリピートにつながったのです。
ちょっと違う角度からも見てみます。お客さんの満足度が高かったとしても、そんなにリピートされない場合もあります。
たとえば、10人や20人で女子会やパーティーを開催するためにイベントスペースを使う。これってリピートされづらいんです。というのも、価格が安くて設備もめちゃよくて大満足のスペースだったとして、毎週同じ場所で女子会するのか?ということです。
毎週どころか毎月も開催しないのではないでしょうか。年に1回、よくて半年に1回使ってくれたら嬉しいという感じになりそうです。
対する3号店のお客さんですが、多くが1人もしくは2人で来られます。利用用途としては、個人で1、2時間ダンスの練習をしたい、というのがほとんど。
レンタルスタジオを借りてまでダンスをする人って、日常的にダンスをしている人がほとんどです。これまでダンスに触れたことがない人が、「あっ今日ちょっとダンスしたい気分だから、レンタルスタジオ予約して1時間ダンスやろ」とはならないわけです。
レンタルスタジオは、日常的にダンスをしている人が予約をしてくれるためリピート率が高くなりやすいというイメージです。
まとめ
今回は、新店舗オープンから1ヶ月経った今の状況を分析してみました。
3号店についてまだまだ考察したいことがあるので、今後もここで共有していきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。