こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、レンタルスペースで利益を出すための価格設定について書いていきます。
どうすれば一番利益取れるかなぁ
おまえ自分の利益に走りがちなところあるから気をつけろよ
価格設定によって利益が大きく変わってくる
価格設定は売上・利益を出していくために大切です。お客さんにとっても価格というのは最も気になるポイントで、スペースを選ぶ際の決め手となることも多いでしょう。
今回は、曜日や時間帯によって料金を変えるべきか?利用者によって料金を変えるべきか?など細かい価格設定について書いていきます。
細かいといっても、この価格設定によって売上・利益が変わってくるのでとても重要です。ぜひ細部にまでこだわってみてください。
価格設定についての考え方についてまとめた記事があるので、こちらも参考にしてみてください。
曜日や時間帯によって価格は変えるべき?
レンタルスペースは曜日や時間帯によって、お客さんからの予約の入り具合が変わってきます。
うちはダンスができるレンタルスタジオですが、平日18時以降と土日が大人気。仕事終わりのサラリーマンやOL向けのダンス教室が多いため、この時間帯に人気が集中しているのです。
ちなみにぼくのスペースでは、平日1500円、土日2000円と曜日によって料金を変えています。オープンするまで平日夕方以降がこんなに人気になると思わなかったので、昼も夜も同料金ですが、平日18時以降は2000円にするなど変えても良かったかなと思っています。
逆に朝の時間帯は空きがチラホラ。6-10時はどの曜日も1時間1000円で安くしていますが、それでも空きが多い傾向です。
インスタベースやスペースマーケットに掲載されるとき、最低利用料金が表示されます。全時間が1500円だと1500円~となりますが、たとえば一部の時間帯だけ1000円であれば1000円~となり、ちょっと安く見えます。
価格って必ず目に付くので、一部だけ値段を下げてみるものありですが、やりすぎると詐欺っぽくなるのでやめましょう。(朝6-7時だけ100円にしているところがあります。確かに100円~と目に付きますが、評判は確実に落ちると思われます)
お客さんによって価格を変えるべき?
お客さんによって価格を変えているレンタルスペースもあります。(お客さんによってといっても、むさ苦しい男だから高いとか、可愛い女の子だから安いとかそういうのじゃありません)
よくあるのが、定期利用のお客さんは安い、単発利用のお客さんは高いというパターンです。
これ何かというと、ぼくらレンタルスペース運営者は定期利用のお客さんを取りたいのです。理由としては、ずばり売上が安定するからです。(定期利用であれば毎月使ってくれることが確定ですが、単発のお客さんって来週使ってくれるとは限りません)
なので定期利用の予約を優先して取りたいため、このような価格設定にしているのです。
ぼくも同様で定期利用のお客さんをターゲットとしています。でも定期利用でも単発利用でも価格は変えていません。
なぜかというと、
定期利用を優先というのは間違いないのですが、そこだけでなく単発の予約も欲しいんです。よくばりかもしれませんが、欲しいんです。
定期利用のお客さんがターゲットということで、他のレンタルスペースでも価格に差をつけているし、ぼくも真似をしようと思いました。でも差をつけたところで実際の話、売上や利益が上がるのでしょうか?ぼくはそこに疑問を感じました。
ぼくの結論としては、価格に差をつけたからといって売上や利益は増えない。むしろ減ると考えたのです。(アマゾンプライムとかサービスを量産できるものであれば、完全に月額会員を増やした方が良いですが、レンタルスペースの場合はスペースの空き時間に限りがあるためそうはいきません泣)
単発利用の価格を相場よりも高くした場合、これって競合に取られますよね。ぼくのスペースの7割は定期利用のお客さんですが、残り3割は単発のお客さんです。ここのお客さんがもしいなくなったら売上は3割減です。完全に泣きます。
定期利用の価格を相場よりも安くした場合、たしかに定期予約はたくさん入りそうです。でも安くした分、利益が減ります。単価が安い定期利用で予約が埋まることで、売上は安定しているけど利益が微妙ということになりかねません。
と、そんなこんな考えてみて、お客さんによって価格を変えず同一料金でいいんじゃね?となったわけです。
とはいっても定期利用の方を積極的に取っていきたいので、価格以外のところで価値を提供したところ、それが見事にハマりました。(定期利用の獲得方法について、別記事にまとめますね)
まとめ
今回は、レンタルスペースで利益を出すための価格設定について書きました。
価格設定によって売上・利益が変わってくるので、思考を張り巡らせながら考えていきましょう。曜日や時間帯で料金を変えるのはアリですが、お客さんによって変える必要はないということでしたね。
最後までお読みいただきありがとうございました。