こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、「内見時、建物のチェックポイント」について書いていきます。
建物のここをチェックして!
内見の際、部屋だけでなく建物自体のこともちゃんと見ることが大切です。部屋は気に入ったけど、「実は建物がレンタルスペースに向いていなかった」ということがないように、しっかりチェックしましょう。
ここは絶対に押さえて!【重要度★★★】
ここだけは絶対にチェック!という項目をまとめました。
24時間利用が可能か?
物件によっては、たとえば「夜21時に建物自体の鍵を閉める」みたいなルールがあったりします。そうなると夜はお客さんが入れなくなり、営業ができなくなるなります。
うちの物件はそういった制限が特にないため、24時間365日フル稼働しています。「建物のルールがネックとなり、営業時間を短くせざるを得ない」というのは避けたいので、必ず事前に確認しましょう。
大家さんに内緒で、闇レンタルスペースみたいなことしちゃダメだよ
闇レンタルスペース。ダメ。ゼッタイ。
鍵はどんなものか?
物件の鍵についても、確認しておきましょう。たまに部屋の鍵以外に「建物に入るためにも鍵が必要」というやたらセキュリティが高い建物もあったりします。
お客さん全員に鍵を渡しておくのも現実的でなく、かといって「予約が入る度に毎回毎回建物の鍵を開けるためだけに現地に行く」なんてことになると、ゆっくりご飯を食べる暇もありません。
セキュリティが高いのは安心ですが、その反面不便になってしまう可能性があります。
隣や上下階は何が入ってる?
レンタルスペースの隣や上下階に、どんな人が入っているか必ず確認しましょう。
子どもや女性が利用するレンタルスペースなのに、風俗店や居酒屋、雀荘などちょっと雰囲気が違うものが入っていたら、お客さんから敬遠されてしまいます。
会議やセミナーができるレンタルスペースなのに、上の階に元気な五つ子が住んでいてずっとジャンプしていてうるさくて集中できない、というのは最悪です。
逆に、こちらが音や振動が出してしまい、クレームとなってしまうケースもあります。クレームが出てしまったら運営を続けるのが難しくなるため、不動産会社に確認しながら慎重に進めていきましょう。
ここもけっこう大事!【重要度★★】
絶対ではないですが、レンタルスペースを運営する上で大事な部分なので、ぜひチェックしてください!
看板置けたり、窓に何か貼れたりできるか?
より多くの方にレンタルスペースの存在を知ってもらうには、どれだけ宣伝できるかにかかっています。
建物の下に立て看板を置けたり、ポスターを貼れたり、窓にカッティングシートを貼れたりできるか確認しましょう。「すんなりOK」と言われるか、「NG」が出るか、「お金払えば宣伝していいよ」と言われるか、建物によって様々です。
勝手に看板を付けて後々トラブル、ということにならないようちゃんと確認しておきましょう。
うちも看板付けてるけど、そもそも人どおりが少なくて誰も見てない
ドンマイ!その分ネット集客がんばれ
建物の外観や入口、廊下は綺麗か?
これは感覚的なところになりますが、「何となく古臭くて暗い建物だなぁ」と自分が思ったら、お客さんもそう思います。
お客さん1人でレンタルスペースを使う分には我慢できますが、「○○教室を開くためにレンタルスペースを使いたい」という先生的な立場の人であれば、自分の大切な生徒さんをそんな古臭いところに連れていきたくはありません。
「特に女性は建物の雰囲気や綺麗さを重視する」と聞いたことがあります。もしこのブログを読んでくれているのが”女友だちが少ない男性”の場合は要注意です。
部屋の中が綺麗ならそこまで問題ないんじゃない?
お前もっと女心を勉強しておけ
1982年以降に建てられた物件か?
「建築基準法」といって建物を建てる際の基準があるのですが、1982年を境に基準が新しくなりました。
新しい基準であれば、「震度6~7の地震が来ても壊れない」ように作っていますが、1981年以前の古い基準は、「震度5程度の地震でも損傷する可能性がある」みたいです。
震度5の地震って普通に来るような気もしますし、安全面を考えると1982年以降の物件を選ぶのが無難です。
できればここも!【重要度★】
重要度は低いですが、できればチェックしておくと良いでしょう!
エレベーターはあるか?
建物の高さが31メートル以上であれば、エレベーターの設置義務があります。階数でいうと6階以上の建物であればエレベーターは設置されているはずです。
逆に5階建の建物の場合、エレベーターがない可能性があります。1階2階であれば良いですが、「5階にレンタルスペースがありますが、エレベーターないので階段で上がってください」というのは酷です。
「ベビーカー押してきたママさん」は5階まで階段で上がるのは不可能に近いです。せっかくスペースまで来てくれたのに、諦めて帰るかもしれません。
お客さんの層によっては、階段でも問題ないかもしれませんが、チェックしておいてください。
ゴミ捨て場はあるか?
ゴミ捨て場はあると思いますが、「事業用のゴミを捨てても良いのか?」という確認が必要です。
住居とは扱いが違う場合が多く、「レンタルスペースで出たゴミは捨てないでね」と言われる可能性があります。
うちのスペースは事業用のゴミNGだから、いつも自宅に持ち帰っています
だからいつもうちのゴミ箱すぐいっぱいになるのか
まとめ
今回は、「内見時、建物のチェックポイント」について書きました。次は物件の周辺環境についても書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。