こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、人脈を広げるために交流会するのは有効か?ということを書いていきます。
交流会に参加することで得られるもの
この記事では、レンタルスペースの売上を上げるために人脈を広げたいが、そのために交流会に参加するのは意味があるのか?ということを見ていきます。
結論からいうと、意味はなくないですが、費用対効果としてはめちゃ低いので、あまりオススメできません。
交流会がきっかけで、定期的に予約してくれるお客さんに巡り会えたこともあるので完全否定はしませんが、時間とお金がかかるわりには売上にはつながりませんでした。
交流会ってどんなもの?
世の中には交流会なるものが存在します。馴染みがない方にとっては一体何をやっているんだ?と思われるかもしれません。
交流会とは、その名の通り参加者同士で交流するのが目的の会なのですが、その参加者によって思いは変わってきます。
単純にいろんな人と交流してみたいという人から、社内以外の人と話してみたい、友だちがほしい、恋人がほしい、人脈を広げるため、お客さん探しなど。
異業種交流会だとビジネス的なイメージで、ワイン会だと男女の出会いがメインでしょうか。とにかく何らかの目的を持って交流会に参加するわけです。
どんな交流会に参加すればいいの?
これはずばり、レンタルスペースの売上につながるであろう交流会に参加するべきです。
じゃあどんな交流会が売上につながりやすいの?ということですが、ぼくの答えとしてはわかりません!(ごめんなさい、順を追って説明していきますね)
そもそもの話になりますが、もし自分が取り扱っているサービスがめちゃめちゃ良い物で誰が見ても欲しがるという場合。これってどの交流会に参加しても売上になりそうですよね?
もしくはサービスはそこそこでも、自分自身にめちゃ魅力があって人を惹きつけられる人間性や人徳みたいなものを持たれている場合も効果は期待できます。
逆に全然魅力がなかったり意味がわからないサービスの場合、どんな良質な交流会に行ったとしても売上にならずに終わってしまいそうです。
交流会中にブスッとしていたり、透明人間みたく存在感を抹消していたり、ウザい感じで参加者に絡んでいたり。完全にアウトですね。
横浜のレンタルスペースなのに九州の交流会に行くとか、20代女性がターゲットなのに老人の集まりに行くなど論外ですが、どの交流会に行くか?というよりも自分が交流会の中でどんな価値を出せるか?ということの方が大切です。
実際に交流会の費用対効果は?
お金も含めたちょっと具体的な話をしていきますね。
交流会と一言でいっても、無料のものから数千円、数万円のものまでピンキリです。
お察しの通り、無料の交流会だと参加者もそれなりの質となるでしょう。もしくは主催者がバックエンドで何か売ろうと企んでいる場合が多いです。
そして無料といっても会場までの交通費はかかりますし、なによりぼくらの貴重な時間が奪われるわけです。何かしらの意図を持って無料の交流会に参加するのは良いですが、無料だからといって参加するのは危険です。
実際のところ、無料でも良い人脈に巡り会えることもあれば、高額でも全く何も起きないこともあります。でも、無料だから参加してみよっ!というのと、何かしらの覚悟を持って参加するのとでは長く見たときの結果は変わってくるでしょう。
というか無料だから参加しようという考えだと得るもの少なく、結果的に無料だけどマイナスということになってしまいます。
あとよくあるのが3000円とか5000円の交流会。たとえばここに参加したことで、レンタルスペースを使ってくれるお客さんとつながれたら最高です。
しかも1回だけではなく継続的に利用してくれるようになれば、もとは取れたどころかかなりのプラスになるでしょう。
ちなみに、ぼくはこれまで交流会なるものに100回ぐらいは参加しています。でも実際にお客さんとつながれたのっておそらく数回です。
交流会の参加費が平均で3000円だとしたら、それだけで30万円です。で実際に交流会がきっかで売上につながった額を見ると、その半分もいっていません。
お金の面で損をしていますが、それよりも時間です。交流会の時間が平均2時間だとして移動も考慮すると3時間。なんと300時間も費やしているわけです。
しかも交流会で出会った人と後日連絡を取り合ったり、実際にお会いしたりしていたので、それを入れるととんでもない時間になります。
交流会の参加費もペイできない上に、何百時間も自分の時間を使っているなんて、交流会の費用対効果って革命的に悪くない?と気付きました。
弁護士や税理士、不動産、保険など一件取れたら単価が大きい職種であれば、交流会の費用なんかも一瞬でペイできそうです。でもレンタルスペースってどうでしょうか?
ぼくのスペースは1時間1500円とかでやっているので、1人のお客さんを取りに行くのに時間やお金をかけられないのです。
そして、飲食店のように街を歩いている人全員がターゲットというわけではなく、利用者の層が限られています。
交流会自体を否定しているわけではなく、レンタルスペースと交流会の相性があまり良くないのでは?ということをお伝えさせていただきました。
まとめ
今回は、人脈を広げるために交流会するのは有か?ということを書きました。
交流会に行くとたしかに人脈は作れますが、かけたお金と時間に見合うだけの売上につながるのか?と言われると正直微妙なところです。
レンタルスペースは単価が低く、利用者の層が限られているため、交流会に参加しても費用対効果が合いづらい傾向にあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。