こんにちは!レンタルスペース運営者の「みつ」です。
今回は、ココナラで依頼したものの、自分の意図が伝わらずいつまで経ってもやり取りが終わらないという失敗例についてです。

あのときは途中で諦めようと何度も思ったよ

諦めたらそこで試合終了ですよ
意図が伝わらないと大変なことになる
前回は格安かつ短期間でレンタルスタジオのロゴを作ってもらったという記事を書きました。
今回は逆に、なかなか意図が伝わらず、結果満足いくロゴができなかったという実際にぼくが体験した例を見ていきましょう。
※今回の失敗例と下記の記事は両方ともココナラで依頼しました。それぞれ違う出品者に依頼しています。

うまくいかないのは、出品者だけのせいではない
ロゴに限らず何か仕事を依頼する際に大事なのは、こちらの意図が正確に伝わっているか?という点です。
ココナラで依頼したもののスムーズに進まない場合、「あの出品者、こっちの言いたいこと全然わかってくれていない!」と思うかもしれません。
でもちょっと待ってください!うまくいかないのって本当に出品者のせいですか?
こちらの意図が伝わっていないのって、もしかしたら自分の伝え方が悪いかもしれません。もしスムーズにいかない場合は自分が依頼した内容を振り返り、この依頼の仕方で出品者は意図を正確に理解してくれているか?ということを今一度振り返ってみてください。
第三者に見てもらうのもアリ
とはいっても自分が依頼した内容を振り返ったところで、「わかりやすい文章だし完ぺきじゃん!」となるかもしれません。
でもこれって自分が書いているからです。自分が読んでわかりやすいのではなく、誰が読んでもわかりやすい、もっといえば小学5年生が読んでもわかりやすいか?というのが大事です。
友だちや家族など、第三者に自分の文章を見てもらうのをおススメします。その際、ロゴに関して前知識がない人の方が先入観がなく、率直な意見をくれたりします。
実際に体験した失敗例を図付きで解説
失敗した要因として、出品者の選定を間違ってしまったと考えています。自分の伝え方が悪かったこともありますが、なかなか意図を汲んでもらえませんでした。
以下は、ぼくが実際に失敗をした経験から得た教訓です。
- 出品者の選定をミスらない
- こちらの意図をわかりやすく明確に伝える

最初の依頼
今回は「日本レンタルスペース協会」という協会を作りたく、ロゴを依頼しました。(結局この協会は作らず仕舞いで終わってしまいましたが、、)
こんな感じで依頼しました。
はじめまして。○○と申します。
ロゴマークのサンプルを見て、素敵だと思いご連絡させていただきました。
「日本レンタルスペース協会」という協会を作るにあたりロゴが必要となりました。
協会のコンセプトとしては「スペースを有効活用して、街を盛り上げていきたい」「好きなことを仕事にして、社会貢献していく」「所有しているモノを、共有していく」というようなことを考えています。イメージとしては、ワンポイントロゴ+協会名を考えています。
レンタルスペースとは、、、【ちょっと長いので省略します】
ロゴのカラーですが、ロゴのデザインを見て決められればと思っていたところがあり、特にイメージしておらずで申し訳ありません。。カラーに関してはまずはお任せということでご対応いただくことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。
今読み返すと、依頼が具体的でなくざっくりしていると感じています。(出品者さんゴメンなさい。。)
1回目のラフ案
依頼をした翌日、さっそく1回目のラフ案をいただきます。ぼくとしては、左上の木のイメージが一番しっくりきました。

4パターンいただきました
「木の枝が人の腕で、そこに葉っぱ(レンタルスペース)が伸びていくイメージで作成いただくことは可能でしょうか?空に広がっていくような雄大なイメージが理想かなと思っています!」と参考として下記のイメージ画像を付けて依頼しました。

「こんなイメージでお願いします」と依頼しました
2回目のラフ案
6日後に2回目のラフ案をいただきました。今回は3パターンいただきます。

3パターン出していただきました
イメージに近づいてきましたが、下記のように依頼しました。
「気になった点ですが、木の幹・枝の部分について、先日送らせていただいた画像のように人に見えるようにしていただけるとありがたいです。スペースによって人と人をつなげる、人がスペースを支えているという意味合いを持たせたいためです。デザイン的に難しければ、見かたによっては人に見えるぐらいになってしまっても構いませんので一度作成いただけると助かります。」
ぼくとしては、具体的に依頼したつもりでした。ここから迷走時期に突入します。
3回目のラフ案
修正依頼から7日後、3回目のラフ案をいただきました。

たくさんいただきましたが、、
いただいたラフ案を見た瞬間、「あれっ木のイメージというのはどうなったんだ?この1週間の間に一体なにがあった?」となったわけです。
そして再度の修正依頼をします。
「ロゴを見ていて思ったのですが、やはり最初に思っていた木を人のようなイメージのロゴが良いかなと思っています。以前添付させていただいた画像のようなイメージで良いのでロゴを作成いただけると助かります。人とスペースがつながっていて、壮大なイメージでお願いできればと思います。」
4回目のラフ案
3日後に4回目のラフ案をいただきます。今度こそ、、、

4パターン出していただきました
木のイメージというこちらの意図を汲んでいただけました。でもぼくとしては、壮大なイメージを希望していたので、下記のように依頼しました。
「壮大なイメージということでお願いできればと思っておりまして、そのために空に向かって葉っぱが広がっていくようなロゴが良いかと思っています。私自身が思ったのが、葉っぱの大きさをよりはっきりと違いを出すと動きが出て良いのかなと思っています。下の方の葉っぱが大きめで、上にいくにつれて小さくなっていくイメージかと思います。」
5~8回目のラフ案
ちょっと早送りします。

5回目のラフ案

6回目のラフ案

7回目のラフ案

8回目のラフ案です
たくさん作っていただき、結局左下のロゴ(③-A)に決定しました。(この協会、結局立ち上げていません笑)
依頼から完成までの期間、42日間です。
これって出品者さんを責めているわけでなく、こちらもイメージが曖昧だったこともありこれだけ長いやり取りになってしまいました。
こちらのイメージが曖昧だとしても、出品者さんが作ってくれたロゴを見て「あっこのロゴいい!」という感じで即決となる場合もあります。
今回はそれがなく、なかなか決まらないという迷走時期が長くなってしまいました。
まとめ
今回は、ココナラでの失敗例について書きました。なかなか自分の意図が伝わらずいつまで経ってもやり取りが終わらないという最悪の自体に陥ってしまいました。
失敗しないための教訓は以下でしたね。
- 出品者の選定をミスらない
- こちらの意図をわかりやすく明確に伝える
最後までお読みいただきありがとうございました。